ゴシック小説

ゴシック小説とは、神秘的、幻想的な小説のことで、ファンタジーのジャンルのひとつとして捉えられることもあります。
18世紀末から19世紀初頭にかけてヨーロッパにおいて、特にイギリスを中心に、ゴシック様式を取り入れたゴシック小説が誕生しました。
イギリスの作家ホレス・ウォルポール(1717年-1797年)の『オトラント城奇譚』がゴシック小説の先駆けとなり、現在あるSF小説や、ホラー小説の源流となっています。

ゴシック小説の基本的なモチーフは、怪奇現象、宿命、古い館、廃墟、幽霊などとなっていて、その特徴は、物語中の表現が大きく誇張され メロドラマチックなものとなっています。
また、18世紀イギリスのものは、 フランス革命が背景となっていて、邪悪な坊主が出てきたり、不当な監禁をされたりするものがほとんどのようです。
代表的なゴシック小説は、ブラム・ストーカー『ドラキュラ』、メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』、エドガー・アラン・ポー『アッシャー家の崩壊』などがあります。